1940 リンカーン ゼファー

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1940 リンカーン ゼファー

 
 K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
カスタムや仕上げの作業を進めており
ステアリングコラムの修理と加工へ
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純正のV12 エンジンと3速の
マニュアルミッションに合せて
ステアリングコラムも、コラムシフトの
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純正品を継続で使用しており
ZEPHYRのステアリングコラムを
ダッシュ下に固定するブラケットには
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鍵穴と、レバー式のイグニッション
スイッチが組み込まれており、
鍵がイグニッションスイッチではなく
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盗難防止でステアリングを回せなくする
ハンドルロックの機構になっており
キーを回すとロックの操作ができて
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鍵を右に回すと、ステアリングが
回らなくなって、ハンドルをロック
キーを左に回すと、ロックが解除されて
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ハンドルロックを解除したときにだけ
レバー式のスイッチが上がるようになり
イグニッションがオンになるという仕組み
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スターターはダッシュの左端になる
プッシュボタンで回いう構造で
ハンドルロックの鍵穴は、今は回りますが
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キーを回しているときの感触や、キーを
抜き差しする時の感触が、
いかにも、もうすぐ壊れそうな感じで、、、、
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新しい鍵穴に交換したいと探してみるも
85年前の新品のデッドストックは
見つからないので、入手が出来ず
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納車後、後々に出掛けた出先で
鍵穴やキーが壊れてしまうと
エンジンを掛けられないどころか
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ハンドルを回せず、積載車に積むのも
困難になる可能性があるので
そうなってしまわないように今のうちに
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ハンドルロックの機構は機能しないように
処置をしておくことにしまして
盗難防止の意味もあってか、簡単には  
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分解できない構造で作られており
また85年前に組み込んだボルトは
中で折れ込んでいたりしているので
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構造を理解しながら、慎重に分解を進めて
鍵穴とボタンを分解して摘出しのち
ハンドルロックが掛からない構造に加工
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ステアリングコラムの筒の途中には
潰れた跡が3箇所ついており
アメリカでMUSTANGⅡ加工した際に 
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純正のコラムと、コラムブラケットは
そのまま継続して使用するので
先端側を切断して加工してありましたが
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ダッシュ下に固定するコラムブラケットと
コラムの先端側で、シフトコラムのレバーを
固定するリンクブラケットを組む際に
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ステアリングコラムが回ってしまわないように
ブラケット側にぽちっと出っ張りがあって
コラムの筒側にそれがハマる穴がありますが
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合わせ位置が合ってないのに締めたので
出っ張りが筒を押してしまい潰れたと思われ
筒の凹んだ跡を修理しておき、作業完了です

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