K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
カスタムや仕上げの作業を進めており
エンジンのディティールアップに伴い

鋳物のエキマニは鋳肌を落として
ツルツルに整えたのち
メッキを掛けて仕上げることになり

エンジンブロックは、何色に塗装して
仕上げるかの検討に入りまして
このエンジンはサイドバルブエンジンなので

シボレーのスモールブロックなどと違い
ブロック側面にエキゾーストポートが
ある構造なので、熱害が心配で

耐熱性がある塗料が必須ですが、
エンジン用の耐熱塗料でどこまで
長持ちするのか疑問なので

耐久性の高そうな耐熱塗料を調査し
カラーバリエーションや調色が
可能な塗料などを調べたのち

エンジンはどんな色にしましょうか？　
と、K藤さんに聞いたら
「 ザラザラの鋳肌を綺麗に整えて

艶々の塗装に仕上げて欲しい　」
との要望が返ってきまして、、、、
エキマニの鋳肌取りだけでも大変でしたが

エンジンブロック全体に、クラッチや
ミッションハウジングなど全部鋳物で
85年も前の製造方法なので、肌も粗く

製造時の巣穴や深い傷も沢山あり
事前にエンジンの塗装を担当して頂く
オートコネクションさんに見に来て頂き

作業工程を打ち合わせしｍして
こちらで作業を担当する鋳肌取りを
全速前進で進めていきます