K藤さんの1940リンカーンゼファー、
シャシー周りは、すでに完成して昨年の
HRCS2025で展示させて頂きましたが

ホームページと、BLOG引越しで途中までしか
ご紹介できていなかったので、引き続き
作業の様子などを紹介していきたいと思います

オリジナルの見た目、仕様だったエンジンを
ショーユースにディテールアップさせてほしいと
オーナーさんからの要望があり

アルミ製のフィンドのヘッドを輸入し
アメリカでポリッシュしてあるものを
当社でより綺麗に磨き直して装着し

インテークマニフォールドも純正は
キャブレターが一つですが
3連キャブレターのものに変更して

こちらもアルミ製のアメリカでポリッシュして
仕上げてあるものを輸入しましたが
ポリッシュ具合がショークォリティーでないので

当社でより綺麗にポリッシュし直して装着ていくと
3連キャブ化に伴って用意したストリンバーグ97の
キャブレターが綺麗なクロームではなく

ジンクメッキ仕上げなのが気になってしまい
昔はストロンバーグ製でクローム仕上げのものが
ラインナップにあったそうですが

いまはボルトなどに錆びないように使用されている
ジンクメッキ仕様しか存在しないそうで
綺麗なメッキで仕上げてある”ストロンバーグ風”の

キャブレターも売っていますが、ストロンバーグ97を
模倣した中国製で品質が良くないと聞くので
きちんと乗れるように仕上げるためにも

正規品のストロンバーグ97を購入して使用していきます。
アメリカのグランドナショナルロードスターショーに
出展しているショーユースの車両も、

本来ならクロームメッキの綺麗なものを使いたいはずですが
存在しないので、やむ絵図ジンクメッキで仕上げてある
正規品キャブレターを組んでいる車を多く見ますので

世界中で正規品ストロンバーグ97キャブレターの
クローム仕上げが復刻されることを期待します。
なんて言っているわけにもいかないで

正規品のキャブレターのボディはアルミ製なので
バラバラに分解してパーツにしたら
酸に漬けてジンクメッキを剥がしていき



複雑な形状なうえに、凹凸や刻印などもあるボディを
地道にポリッシュして仕上げていきまして
キャブレターを組み立てるボルトや、動くリンケージ




リターンスプリングをはじめ、燃料ラインを接続する
真鍮製のフィッティングなども
妥協なく途方もない手間と時間をかけて全てポリッシュ。



もともと、黒く塗装されていた下半身の部分と
インテークマニフォールドに取り付ける部分の
台座のようなアダプターも一度塗装を剥離して


台座の側面は工作機械で切削した跡が残っていたので
切削跡を研磨して、つるっとした肌になるよう
綺麗に仕上げたら、黒に塗装されていた部分は

エンジンブロックやミッション、クラッチと同じ色で
10色以上使って調色しているブラウンパールで塗装し
エンジンに組みつけた時に統一感が出るように仕上げまして

ショーカーらしい仕上がりになりまして
世界で現存するストロンバーグ97キャブレターで
一番美しいものといっても過言でないと思います
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