K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
カスタムや仕上げの作業を進めており
フロントガラスのサッシ周りの修理中


モールとボディの境部分の建て付けと
隙間がバラバラになっていたのを
モールを合うように曲げ直していき


サッシ、耳、ボディとぴったりと合うよう
曲げ直していきましたら
今までよりもモールの外周が大きくなったので

上側の突き合わさっていた部分が
離れて届かなくなってしまい
隙間が出来たので、モールを延長し

モールと同じ断面に作った板を
溶接して延長した部分を
綺麗に仕上げたら、モールは


最終的に鏡面仕上げまで
磨いて持っていくので
いまもモールは綺麗に見えますが


よく見ると小さな傷や凹みが沢山あり
それらをそのままポリッシュして
鏡面まで磨きこんでいくと


磨く工程で傷は消えないのと
鏡のように磨き上げると、逆に
傷や凹みが浮き出てしまい

見るとユラユラして、歪んで見える
ようになってしまうので
この段階で小さな傷や凹みを洗い出し

見落とさないようにチェックしたら
凹みが酷い部分は溶接で肉盛りしたり
ハンマリングで修正したいけど

叩いても潰れてしまわないように
治具を作って、内側に差し込んで
当てながら鈑金を進めていきます