K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
フレームの手直しを終えて、フレームは
マフラー屋さんに預けに行きまして

マフラー屋さんで、難しいマフラーの
製作を進めてもらっている間
ボディに絡む作業を進めていきます

ファイヤーウォールには、配線や
コントロールケーブルなどを通す
沢山の穴が開いていますが


エンジンルームを綺麗に仕上げるため
移設したり、使わなくなる穴は埋めて
スムージングしていきます

赤錆色の錆び止めが塗ってあり
穴を埋める際に溶接をする
妨げになるので剥がしていき

使う穴と不要の穴を確認して
埋める穴を洗い出したら
ビス穴などの数ミリの小さい穴は


溶接で肉盛りして埋めていきますが
5mm以上の大きな穴は肉盛りでは
埋めづらいので、穴のサイズの

鉄板を切り出して、ファイヤーウォールに
はめ込んで溶接していきます
切り出した小さい丸い鉄板は

ファイヤーウォールの穴にはめ込む際
手で持っていられないので、
持ち手用の棒を溶接しておきまして

エンジンルーム側から鉄板をはめ込み
溶接して穴を埋めていきますが
室内側のセンターに外気導入用の

エアベントフラップが付いており
フラップを開けたら、風を取り込んで
車内に整流して送るユニットのような

大きな箱がファイヤーウォールの
室内側にぶら下がっており
穴を溶接したのち、溶接の熱歪みを

ハンマリングで均していきますが
室内側の箱が邪魔で、ハンマーや
当て石が入らないので

溶接の熱歪みを鈑金出来ないとなり
フレッシュエアーのユニットは
フラップの開口分にスポット溶接で

溶接してあるので、溶接してある
周辺を切開てユニットを摘出し
ファイヤーウォールの穴埋めと

溶接の熱歪みの鈑金後に
組み戻すことにしまして
穴を埋める鉄板をはめ込んで


全周を溶接して、熱歪みをとる鈑金と
溶接跡を綺麗に仕上げたら
フレッシュエアーユニットを組み戻していきます
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