1940 LINCOLN ZEPHYR

Blog

1940 LINCOLN ZEPHYR

 K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
ボディ周りの手直しが必要な部分の
作業を進めていまして
fdgくぇ6g656565えtgq (17)1
ドアヒンジのロワー側の連結部分は
連結シャフトの穴が広がってしまい
楕円状になっているので 
fdgくぇ6g656565えtgq (19)1
fdgくぇ6g656565えtgq (20)1
連結部でガタが出ており
腐食が原因と思われますが
ガタを無くすために
fdgくぇ6g656565えtgq (36)1
楕円状になってしまっている
連結穴の部分は切り落として
新しいシャフトで再生していきます
fdgくぇ6g656565えtgq (16)1
いまの連結部分を摘出して
新しいものを溶接しますが
切り落としたら、もとに位置が
fdgくぇ6g656565えtgq (14)1
解らなくなってしまい、同じ位置に
組み付けできなくなるので
完全に同じ位置が解るように
fdgくぇ6g656565えtgq (21)1
fdgくぇ6g656565えtgq (18)1
定盤に治具を組んでいきまして
古い連結部分をヒンジから
摘出していきまして
fdgくぇ6g656565えtgq (35)1
fdgくぇ6g656565えtgq (32)1
摘出した連結部分は、腐食して
肉が薄くなっていたり
内側にも段付きが出来てたりと
fdgくぇ6g656565えtgq (26)1
fdgくぇ6g656565えtgq (25)1
85年間の使用で、限界を超えており
連結部分は新しいものにするため
ピン径に合わせたシャフトと
fdgくぇ6g656565えtgq (23)1
カラーを旋盤で削り出して製作したら
先程、定盤の上に作った治具に
組み込んで位置を合せていき
fdgくぇ6g656565えtgq (22)1
ヒンジ本体と連結部分を溶接
ドアの重みが掛かるところなので
全周しっかり溶接していき
fdgくぇ6g656565えtgq (24)1
fdgくぇ6g656565えtgq (28)1
溶接を終えたら、入れていたカラーを摘出
このカラーは後ほど、摩耗対策として
真鍮製のブッシュを入れますが
fdgくぇ6g656565えtgq (31)1
fdgくぇ6g656565えtgq (34)1
連結部分をヒンジに溶接する際に
溶接の熱で歪みが出ないようにする
対策用で入れていたので、
fdgくぇ6g656565えtgq (27)1
これにて、お役御免となりまして
連結部分を新規製作したものに
組み換えたら、続いてヒンジの
fdgくぇ6g656565えtgq (44)1
曲がりの修正に進みまして
片側のヒンジのアーム部分が
連結部分の軸に対して
fdgくぇ6g656565えtgq (42)1
並行でないといけないところが
曲がって斜めになってしまっており
強度が要る部分なので補強で
fdgくぇ6g656565えtgq (43)1
リブが沢山入っていますが、
それでも85年という長年の
使用で曲がってしまうようで
fdgくぇ6g656565えtgq (38)1
どこから曲がっているのか計測し
ガスで炙って柔らかくしながら
原因部分を修正となりました

関連記事