1940 ZEPHYR 3W COUPE

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1940 ZEPHYR 3W COUPE

 K藤さんの 1940 ZEPHYR 3W COUPE
ボディ周りの手直しが必要な
部分の作業を進めていまして
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ヘッドライトベゼルがボディと
建付けが合わないので
ベゼル側とフェンダーを鈑金して
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それぞれがぴったりマッチするよう
加工を行いましたが
よく見たらフェンダーの縁の部分に
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クラックらしきものを発見しまして
以前、M本さんの1940 MERCURY
” BREEZEE ” でも同様の症状があり
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30~40年代の車両ともなると
製造から80年くらい経過して
弱い部分に金属疲労による
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クラックが発生することが多く
鉄板を折り曲げてある角部分や
折り返している耳部分など
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振動や荷重が掛かった時に負荷が
掛かり易い部分に出やすく
クラックは広がっていく一方なので
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せっかく綺麗に塗装して仕上げても
塗装も割れて、剥がれてしまい
塗装を補修しても、フェンダーの
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鉄部分を修理しないと、完治せず
何度でも塗装は割れてくるので
溶接して直しておく必要がありまして
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裏側から見ても判断が出来ず
表面の塗膜だけが割れてるのか
パテが割れてるのか解らないので
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やむえず、塗膜もパテも削って
鉄板の状況を確認したら
やっぱり鉄板が割れていたので
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クラックを溶接して修理しまして
右側のフェンダーとヘッドライトの
ベゼルの建て付けを合わせると
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右側よりは全然マッチしていた左側は
一部だけですが、合っていないのが
目立ってしまい、気になるように。。。。
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チリや建付けが合ってて、綺麗で
隙がないクルマに仕上がっていると
そういうモノだと気にならないのですが
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塗装や内装が綺麗に仕上がってても
建付けやチリがあっていなかったり
ガラスやモール、メッキが綺麗でないと
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逆にそこが目立ってしまうのと同じで
やるならやらねばですね
ということで、左側のフェンダーも
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大きく切開され、ライトベゼルの形と
合う形状にアールを変更し
溶接で切開部分を接合し直したら
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溶接の熱歪みをとっていきまして
鉄板が剥き出しのままにすると
塗装屋さんに引き渡すまで
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錆びが出てきてしまうので、
強い錆び止めのエスコを塗って
錆びの進行を止めておきまして
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右側だけでは収まらず、左側も
加工は避けて通れずでしたが
これで左右ともピタピタ、隙無しに

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