I川さんの 1961 IMPALA CONVERTIBLE
不具合の修理作業で預かりまして
サイドガラスは運転席が色が違っていて
後ろ側も短く切られていたり
ガラスの周りに付くクロームの
枠の形状も違っていまして
助手席側も枠が切られていたり
クロームも割れていたりしているので
アメリカのガラス屋さんに
左右とも新品のガラスで、クロームの枠と
下のレールも組んであるものを注文
それらが到着したら、正しい形状のもので
なぜスムーズに動かないのか検証とし
続いて、ガラスを上下に動かす
レギュレターの点検に進みまして
ドアにレギュレターをドアに取り付ける
ボルトの穴が合わなかったようで
ドアの穴を開けなおしてあったり
レギュレター側に付いているナットは
壊して摘出してあり、ナット位置が動いて
ルーズに組めるクリップナットで組んであり
クリップナットは4箇所固定するところを
3個しか付いていなかったり
出っ張ってて、動くと当たってしまったり
奥行きが合っていないものを使ってたりと
レギュレターをドアにしっかり固定できて
いなかったので、奥行きの合うもので
裏側も出っ張って当たらないタイプで
4箇所きちんと固定できるように修正
レギュレターに付いているローラーは
ガラスの下に付くレールに組み合わせ
レールの中でローラーが横に移動して
ガラスを水平に上下させるので
ローラーは、動かすたびに左右に動くので
ローラーやレールが摩耗しないように
スムーズに転がる樹脂製のローラーを
シャフトでレギュレターに連結していますが
レギュレターを外してみたら、ローラーは
フランジナットを付けて代用してあり
ローラーは樹脂製で回転するので
摩耗しづらいですが
ナットは鉄製で、レールに当たる面も狭く
シャフトに叩きこんで付けてあるので
回転しないので、レールもナットも
鉄どうしで擦れて、お互い削れてしまいます
ナットやローラーが付く、レギュレターの
アームも曲がっていたので
ガラスが正しく上下しない原因を直さずに
パワーウインドーのモーターの力で
強制的に動かしてしまったので
アームが曲がったり、ローラーが割れて
樹脂製のローラーを使うと、何度も割れるので
鉄製のナットで代用したのでしょうか。。。。。。
レギュレターのアームが曲がってるのも
ローラーをナットにしているのも
どちらも解決策になっていませんし
きちんとした構造で、機能するように
直していくので、ナットになっていた
ローラーは修理となりまして
アームに加締めてあるシャフトは
壊して外すしかなく、再利用できないなので
旋盤でシャフトとローラー、シャフトを
アームに取り付けるツールを削り出し
ローラーに常に当たるシャフトは
耐摩耗性を上げるために
黒染め処理をしたのち
アームにセットし、ツールを使って
プレスで加締めていきまして
シャフトは段付き構造なので
プレスで加締めても、ローラーとアームが
当たる前に、シャフトの段が先にあたり
ローラーを押してしまい、ローラーの
回転が渋くなることはない造りなので
しっかり加締めて、シャフトとアームの
ガタや、傾きもなく組み込まれまして
ローラーもガラスの下のレールを
摩耗させないようにりん青銅で製作し
アームの変型と、ローラーの再生が完了です





























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