1962 トヨペット RS31 ”観音クラウン”

Blog

1962 トヨペット RS31 ”観音クラウン”

 1962年式 トヨペット 観音クラウン
初代クラウンの4ドア観音開き 
”観音クラウン” の納車準備中
9^85959_99ty (8)
欠品していたリアガラスの下の
ステンレスモールも見つかり
傷の修理とポリッシュをして 
9^85959_99ty (7)
無事に取り付けができまして
新しいオーナーさんが現車を
確認に来てくれた際に
9^85959_99ty (9)
試乗で街中を走らせていたら
同乗された奥さまが、走行中に
隙間風が入ってきて寒いわと
9^85959_99ty (1)
ご指摘を受けまして、このクルマは
ドアのウェザーストリップが無いままで
取り付けたいけど探しても売ってないので
9^85959_99ty (2)
そのまま保留になっていましたが
奥さまからのご指摘に、オーナーさんも
僕達もナントかしないととなりまして
9^85959_99ty (3)
国産旧車用のゴム屋さんを探して
使えそうなモノのサンプルを集め
実車に取り付けし、どれが使えるか検証
9^85959_99ty (5)
この観音クラウンのボディ形状が
窓サッシより下のドアエリアは
さらに奥行が深くなる構造のため
202504047889794 (1)
汎用のドアゴムでは途中から奥行が
足りなくなり、シールしきらないので
旧車用ゴム屋さんが作っているものを
202504047889794 (2)
下側のドアシルプレートとドアの隙間に
汎用のウェザーストリップをそれ以外の
ドアの開口部の外周に使っていくことに
202504047889794 (5)
ドアを閉めたときに、ボディとドアの隙間に
ゴムを付けた時の当たり具合が
全周どこも均等になっていないと
202504047889794 (8)
きちんとシールされないのに加えて
当たりが強いとドアの閉まりが悪くなり
強く閉めないといけなくなったり
202504047889794 (3)
閉めた時にドアが浮いてしまって
建付けやチリが合わなくなるので
よく場所ごとの隙間を調査をしていき
202504047889794 (4)
窓サッシのゴムを取り付けする溝の
奥行きが深い部分には
汎用のスポンジゴムを裏側に入れて
202504047889794 (6)
バックアップの役目で高さを増したうえに
金属入りの汎用ドアゴムを取り付けて
全周が均等に当たるように調整し
202504047889794 (7)
ドアウェザーの切れ目があると
そこから雨漏りするので
最後に2種類組み合わせたゴムを
9^85959_99ty (4)
1本のわっか状に接合していき
観音開きのドア4箇所分、製作して
ドアウェザーの取り付けが完了です

関連記事