1962年式　トヨペット　観音クラウン
初代クラウンの４ドア観音開き　
”観音クラウン”　の納車準備中

ドアウェザーが付いておらず
隙間風が入ってくるので
純正品やリプロ品がないので

汎用や他車用を組み合わせて
ドアウェザーを作って取付し
ウェザーストリップが付いて

ドアとゴムが当たって、隙間風や
臭いをシールするようになったので
ゴムの張りの分、建付けも変わり

長年の使用によるドア落ちなどで
ドアの閉まりが悪かった部分も
調整をし直して、改善していきまして

ドアを開けたときに室内を照らず
ルームランプが片側点かなくなったので
調べたら、球切れだったので交換し

納車して間もないうちに、オーナーさんの
ところで球切れにならず良かったです
念の為、左右とも新品の球に交換したら

純正メーター内の水温計がクルマを
購入した時から作動しておらず
ダッシュの下に社外品の外付け用の
水温計が付いていたので

純正の水温計は動かないのか
仮の抵抗器でテストしてみたら
抵抗に合わせて水温計は動くので

センサーの不良と解ったので
新品の純正の水温センサーを
見つけて購入し、交換しましたが

暖気やアイドリングしてても、
街中を試運転で走っていても　　
高速道路で長距離を走っても、

いやいや、ちょっとは上がるよね!?
という状況でも針が上がらないので
正しく水温計が作動していないのか
再度、調査を進めていったら

センサーを湯沸しポットの中に入れて
水から沸騰するまえの抵抗値の
変動を計測するも変わらないので
付けた新品のセンサーが不良と判明。。。。

トヨタの袋に入った純正部品でしたが
そんな事もあるんですね、、、、
もうひとつ、センサーを探して購入し

再度組み換えましたが、それでも気温が
20度くらいの中でテストしてると
エンジンを掛けたまま、30分放置しても

微妙に上がった!?という位しか針が動かず
街中を走っても全然上がらないので
もともと、そんなに水温が上がらない
エンジンかもしれないので

水温計が内蔵されているラジエーターの
キャップを付けて確認しながら
ラジエーターの前を塞いで風抜けを悪くして

アイドリングさせていると少しづつ
水温計が上がってきたので
ラジエーターキャップの水温計と
メーターの水温計を比較して

水温計はきちんと動いていると解り、
社外品の水温計は撤去して
ラジエーターキャップも純正に戻したら

準備も整い、いよいよ納車となりまして
オーナーズマニュアルに針の位置と
水温の推移を記載しておき

納車に伺ったときに、オーナーさんにも
各部の操作や取扱い方法と合わせて
説明して、無事納車完了となりました