1947 FLEET MASTER CONVERTIBLE
アメリカでレストアの途中で引き上げ
フィットで仕上げ直しとなりまして
フリートのエアロセダンと違い、
コンバーのサイドガラス周りは
ハードトップの構造なので
ガラスの周りにクロームの窓枠が付き
窓枠ごと開閉する構造で
幌とサイドガラスを開ければ超開放的
サイドガラスは並行に上下しますが
クォーターガラスは扇状に開閉し
前側に開閉の支点がありますが
フリートコンバーのクォーターガラスは
支点部分が構造的に強度が弱く
支点の付け根が割れやすいので
付け根が割れてて、ガラスが
ぐらぐらになっている車がほとんど、、、、
フィットにあるこの47コンバーも
カスタム中の48コンバーも同様で
どちらもアメリカでレストア済という
クルマですが、割れたままなので
40年代のクルマの構造や素材の都合上、
割れてしまったら、分解したり直すのが
困難な部分なので、やむえずに
そのままになっているのと思います
ガラスがぐらぐらだと、開閉がスムーズに
いかなくなりますし、建付けやチリも
定まらなくて、あるべき姿に出来ないので
大変ですが修理していきたいと思います
クォーターガラスの支点は、ガラスの枠の
下側にリベットで加締めて付いているので
リベットを壊して摘出する必要があり
そうなると、ガラスやガラスの周りのフレームも
すべて分解しないとアクセスできないので
全バラにするところからはじまりまして
クロームの窓枠は、リクロームしてあるので
無理に力を掛けると、クロームが割れたり
剥がれてしまうので慎重に分解し
新品のガラスも割ったり傷付けないように摘出
ガラスの下のレール部分だけにしたら
支点部分を加締めて連結している
リベットを壊して、支点部分を摘出し
3つに割れていた支点を溶接で接合し
リベット構造だと、緩んでガタが出たり
また割れて修理するときに整備性が悪いので
前側の固定部分は、支点のリベットを
通す穴にネジ山を切り、雌ねじに加工し
下側はナット止めで、ビス止めの構造に変更
前側は、ガラスの外側に付く窓枠に
ウェザーストリップが付く溝の奥から
短いステンレスの皿ビスで固定するようになり
ガラスの下側は、ステンレスのビスを
ナットで固定する構造になり
割れていた支点を修正し、錆び止めを塗り
ガラスを取り付ける枠はリクローム済ですが
ガラスが入る溝の内側には、薄っすら
サビが出ており、リクロームする際に
古いメッキや汚れを落とすのに
強い酸の槽にドボンと漬けますが
強酸に漬けると、錆び止めなども落ちて
金属の素材の状態になるので
リクロームしたメッキ部分以外も
錆び止め処理をしておかないと
錆びて来てしまうので、メッキ屋さんによって
クローム以外の部分も、錆止めの処理を
しておいてくれるメッキ屋さんもあれば
それは自分でやってというメッキ屋さんもあり
メッキ屋さんや、仕上げる人次第で
見えない所の仕上がりはピンキリですね
溝の中の錆を落として綺麗に掃除したら、
錆び止めを塗って処理しておき
ガラスや窓枠を組み戻して再生が完了です























コメント