1959 CHEVY APACHE ”アパ太郎” の
I原さんの奥さま、 Kみさんの愛車
1962 FORD FALCON を預かりまして
東京の都心在住ですが、車は
現行車は所有されておらず
普段の足でもクラシックカーで
キャンプやゴルフ、アウトドアイベントも
クラシックカーの御夫婦でして
昨年、奥さまのKみさんのクルマとして
購入された1962年式のファルコンは
東京で乗っていても、郊外に行っても
心配ないように、よく整備されており
しいて言うなら、クーラーを使っていると
渋滞中など、停車中は今のダイナモでは
充電が追いつかないので
充電量の多いオルタネーターに
交換したいとの事で預かりまして
アメリカで組んであったというクーラーは
エアコンのコンプレッサーとダイナモを
1本のベルトで駆動する構造に作った
ハンドメイドのブラケットが組んであり
使っているダイナモは、フォード用ではなく
GM用のものが組んであるそうで
ブラケットの構造上、いま付いている
ダイナモと同じサイズの物であれば
そのまま付くとの事だったので
頂いた図面のサイズのオルターネーターで
140Aのタイプを取り寄せしまして
アメリカからオルタネーターが届いたので
付いているものと同じ形状のオルタに
組み換えなので、ボルトオンですし
ダイナモからオルタに配線の変更したり
大電流に耐えられるように、
配線を太く引き直す程度の作業なので
多分、1日で終わると思いますが、
念のため2泊3日くらいをと話てましたが
クルマを預かってダイナモを外したら
うーん、図面と全然違う形状、大きさの
ダイナモが付いていまして、、、、
本体の形状やサイズも違いますし
取付部分の寸法や位置、ボルトの
太さも違っていたので、よく計測したら
ブラケットの取付部分を、新しいオルタの
寸法に変更する加工をしても
ベルトを張ろうとすると、エンジンブロックに
すぐにオルタが当たってしまい、
振り幅がほとんどありませんの刑。。。
取り付け部分の寸法の違いを解消する
隙間を埋めるカラーと、ブラケットの
ボルト穴の径を変換するカラーを
旋盤で削り出して製作していきまして
もともと組んであったブラケットに
追加で取り付ければ
エンジンブロックに当たらずに
ベルトの張り調整が出来るように
ブラケットも作って対策しまして
新しいオルタを付くように加工しまして
これまでのダイナモと、外付けの
ボルテージレギュレターの回路を
レギュレターが内蔵のオルタネーター用の
回路に組み換えて、電圧計と充電警告も
正しく作動するように回路を変更し
140A化に対応するよう、太い配線で引き直し
エンジンを掛けて、作動をチェックしたら
クーラー作動時にアクセルをバンっと
踏んだときに、キュッとベルトが鳴くので
クーラーが作動してる時は、コンプレッサーの
負荷が大きくなって回転が重くなるのと
オルタも発電量の多いものに変わって
今までの物よりも、回す力が必要になり
コンプレッサーとオルタを1本のベルトで
両方回すとベルトの負荷が大き過ぎて
バンっと踏んだ時は、スリップしてしまうので
コンプレッサーとオルタのベルトは1本でなく
それぞれ別にして負荷を減らす必要があり
コンプレッサーのブラケットも加工となり
オルタのブラケットも、コンプレッサーと
切り離して設計からやり直しになり
ボルトオンのはずがフル加工となりまして、、、
幸い、クランクプーリーとウォーターポンプの
プーリーにベルト溝が余っていたので
コンプレッサーブラケットは位置を
前に変更して取り付けし直し
オルタネーターは独立したブラケットに
変更する加工をして、組み直しまして
それぞれ独立させて、ベルトの負荷を
減らしたので、バンっと踏んでも
鳴くこともなくなり、無事解決しまして
預かる際に、I原さんからアクセルペダルが
すごく重いのと、踏んでいくと途中で
引っ掛かるところがあるとの事だったので
それらの原因解明と処置、試運転を終え
無事、作業が完了となりました






























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