今はなき、ワイヤーホイールメーカー
” ZENITH WIRE WHEEL ”
存続していたときは、ロールスロイスや
ジャガーから製造を依頼されて
純正用のホイールも作ってたり
品質が高いと知られたブランドでしたが
時代はワイヤーホイールから
鋳造や鍛造、アルミホイールが
主流に変わっていき
時代とともに需要が減って衰退し、
消滅してしまったブランドですが
今でもワイヤーホイールが好まれる
ローライダーの世界では今なお、
羨望のホイールであり続けており
今はもうZENITH ブランドは存在せず
製造もされていませんが、ZENITHの
ホイールが欲しい人が多いので
偽物や模倣品が沢山出回ってるので
それを購入して装着するか
当時製造された本物の中古品を
見つけて、レストアするかになり
当時製造されていたZENITHでは
DAYTONと同じように、ノックオフを
叩いて締める ”シリーズ1”と
大きなナットを専用工具で締めて
その上にノックオフ風キャップを
取り付ける ”シリーズ2” があり
シリーズ2は、ホイールとアダプター、
ナットが全て専用設計でして
希少なZENITHのホイールを見つけても
それがシリーズ2だったら、専用の
アダプター、ナット、キャップを
持っていないと使うことが出来ず
ホイールはレストアして使えますが
アダプターやナットはネジ山が
傷んで使えなくなってしまったり
欲しいPCDの物が見つからないなど
ホイールはなんとか手に入れたけど
使えないままという人がアメリカでも多く
これまで沢山のZENITHをレストアして
販売してきた僕らも、その状況でして
以前、ZENITHを購入してもらった方から
デフをFORD9にしたので、
FORD9用のPCDのアダプターを
売って欲しいと頼まれたりで
ホイールの数に対して、アダプターが
足りない状況になってしまい
アダプターをずっと探してるけど
見つからないまま、数年が経ち、、、、、
レストア済のホイールも、数セット
売ることが出来ないままいたら
アメリカのZENITH コレクターの一人が
アダプターとナットを作ってもらったと
SNSに上げているのを見まして
連絡したら、譲れる分はないけど
作ってくれた凄腕マシンショップを
紹介してくれたので
コンタクトしたら、うーん 以前BOYDで
ワンオフのホイールやビレットパーツを
担当していた有名な職人さんでして
ZENITHのアダプター製作を頼みたいけど
沢山のワンオフパーツの製作を
抱えているので、忙しいそうで
それでも、この人に作ってもらわないと
アダプター問題は解決しないので
順番待ちますということで依頼してから
1年半近くが経過したころ、やっと
製作がはじまりまして
こちらでも寸法の計測を行いましたが
そのマシンショップでも、3次元測定器で
計測するので、現物を届ける必要があり
ホイールを1本と、アダプターとナットの
L用、R用を1個づつ届けて、オリジナルの
現物を計測して、データを作ってもらい
マシンショップで削り出したら、
スプライン加工の専門工場に預け
ハブの溝に噛み合うスプラインを
切ってもらい、続いて穴加工へ
ハブボルトを通す穴は、4.5と4.75、
5の3パターンに対応させてもらい
ハブボルトの穴と、走行中の
緩み止めのボルト用のネジ穴、
ノックオフ風のキャップを固定する
ネジ穴を開けたら
ネジ加工屋さんで、大きなナットと
アダプター側のナット用のネジ山、
緩み止めのボルト用のネジ山をきり
ホイールに合わせてチェックし
問題無しとなったら
焼き入れ処理をしてもらったのち
最後にメッキ屋に持ち込んで
トリプルクロームで仕上げまして
こうして、約2年掛かって完成し
メッキ後にもホイールに組んで
確認したら、フィットへ輸送へ
アダプターを作れるところを見つけるのも
見つけてからもタイヘンでしたが
ZENITHのホイールを欲しいと
連絡を頂いたけど、アダプターと
ナットが無くて、製作中なんです、、、、、
ぼちぼち、出来てくると思うんですけど
と、言ったら、 じゃあお金払っとくので
アダプター届いたら送ってください
と、ホイールとキャップだけお渡しして
2年、お待ち頂いている方もいて
まさか、こんなに待たされるとは
思わず、御迷惑をお掛けしてしまい
どうもすみません。。。。。







































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