Eさんの1969年式FORD F100
”レストモッドプロジェクト”

現代でも快適に安心して乗れるクラシックカー、
レストモッドに仕上げたいと御依頼いただき

エンジンは純正の直6エンジンから、FORDの
現行の電子制御インジェクションエンジン
COYOTEエンジンと、6速オートマに積み替えし

シャシーは前後板バネのサスペンションを
QA-1のコイルオーバーキットに組み替える
プロジェクトを進行中で

アメリカから取り寄せした2026年式の
FORDエンジンを1969年の車に搭載するため
まずは搭載する位置やスペースの確認のため

ボディやシャシーとのクリアランスを確認するので
実際に使用する補器類を取り付けしていき

この先、位置決めやエンジンマウント製作で
何度も積んだり降ろしたりしないといけず
狭い中に何度も出し入れする作業があるので

COYOTEエンジンに補器類を付けたまま
安全に吊れる専用ブラケットを製作し

作業中に傷を付けてしまわないように
養生をしたら、レーザーレベルを使い

シャシーとボディのセンターを合わせ
そのライン上に新しいエンジンとオートマを
仮置きして、センター出しをしたら

前後左右の傾きも規定値に合わせていき
だいたいこんな位置かなというとこで
エンジン&オートマを固定したら

ボディを被せて、ボディとのクリアランスを確認
クリアランスの確認は、エンジンの前側と

ラジエーターとのクリアランスも
確認しておかないといけないので

実際に使用するラジエーターも、確認作業中に
傷や汚れを付けないように養生をしたら

ボディのマウント部分に取り付けして
ボディとのクリアランスを確認したら

続いて、QA-1化したシャシーとの
クリアランスを確認していきます

QA-1キットに、COYOTEエンジン用の
エンジンマウントキットが付属するので
それに合わせてエンジンを搭載すると

エキマニや、パワステポンプのフィッティングが
シャシーに当たってしまって付かなかったり

ステアリングシャフトを取りまわそうとすると
シャシーとエキマニの間にスペースがなく

通していく場所が無かったり、逆バンクの
エキマニは当たってはいませんが

メンテナンスで取り外したり、取り付けは
シャシーと近く、スペースが無くて外せず

将来エキマニガスケットの交換をすることに
なった時には、エンジンを降ろさないと

ガスケット交換が出来ないという整備性が
悪いクルマになってしまうので

QA-1キットに付属しているエンジンマウントなりの
搭載位置では使えないという事が判明し

ステアリングシャフトを取り回せるルートと
エキマニを脱着できるクリアランスを

確保した位置を導き出していき
自動車工学に基づいた適切な角度が

狂わないように治具を組んで
エンジンとオートマを固定したら

エンジンマウントはQA-1のキットの物は
フロントのクロスメンバーから撤去して、

導き出した固定したい位置に搭載できる
エンジンマウントを製作していきます。

エンジンマウントのブッシュに合わせて
旋盤で筒状のブッシュマウントを削り出したら

ブッシュマウントにベース部分を溶接する際に
溶接の熱で筒が歪んでしまい、ブッシュが
入らなくなってしまうのを防ぐために

筒の両側に取り付けする治具も、旋盤で削り出して
セットした状態でベース部分と接合していき

今回の仕様に合わせてエンジンを搭載したい
位置に固定するエンジンマウントを製作したら
再びエンジンを搭載して、次の検証に進みます
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