Jさんの1979 リンカーン マークV
登録前の点検整備が完了して

アメリカで輸送中に右側面をぶつけられてしまい
ドアのモールが曲がって外れ掛かっており

ドアモールの前後部分のフェンダーの
アーチ部分のモールも凹んでいますが

まずはへの字に曲がってめくれてしまっている
ドアモールの修理を進めていきます

一番損傷が酷いドアモールは曲がりや折れがあり
修理には手間もコストも掛かってしまうので

あらかじめ、アメリカでNOSを見つけて
輸入してあるので、それに交換を進めます

既にボディにも傷が付いてしまってはいますが
曲がって突っ張って付いているモールを

外そうとすると、外す際にどう動くか解らないので
修理作業の際に、これ以上傷を付けないよう

養生をしてモールを外していきましたら
モールをドアに取り付けるクリップの


クリップを引っ掛ける突起がドアに
溶接して取り付けられていますが

そのうち2か所の突起がぶつけてモールに
めくれる力が掛かった時と思いますが


突起も押されて曲がってしまっており
1本は下半分がドアからちぎれており

この突起が倒れた状態では、クリップを
取り付けできず、モールも付かないので

突起2か所も直していくことになりまして
ちぎれている1本は、倒れている状態から


起こそうとしたら、下側がちぎれていたので
ポロっと取れてしまい、とれた突起も


根元から曲がって形状も変形が酷いので
直すより、同じものを作ったほうが

早くて仕上がりも良いとの事で
鉄を削って突起を再生したら

ドアのちぎれた部分は、溶接し直す際に
塗装があるときれいに通電しないので

周囲の塗装を剥がしたのち、ドアの鉄板は
板厚が薄く、溶接の熱で歪んだり


塗装も焼けて傷んでしまう可能性が高いので
電気を流す時間を1回0.4秒という短い時間に設定し

0.4秒ごとに溶接機のスイッチを操作するのは
手動では不可能なので、特殊な溶接機を使用し

突起を溶接して再生していき、電気の流れを
よくするために塗装を剥がした部分は

錆止めを塗って処置しておき、のちのちオールペン
する際に綺麗に色を入れ直してもらいます

モールクリップを取り付けする突起を修理したら
割れていたクリップも新品を用意して全て交換し
次はドアモールの組換えを進めていきます
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