Jさんの1979 リンカーン コンチネンタル マークV
輸入と整備のお手伝いをさせていただきまして

アメリカで売りに出ていたカルティエ エディションを
ご自身で見に行って購入を決めてきたそうで

車が日本に到着したので、通関と港からの
引き上げに、ご本人と一緒にいきましたら

あいにくの雨でしたが、運転席のガラスが空いたまま
バッテリーがあがっていて閉められず、、、、

エンジンも掛からず、動きもしませんの状態で、、、、
さらにアメリカで見たときには綺麗だった

前後フェンダーアーチのモールが潰れてて
ドアのモールはめくれて外れ掛かっており

どうやら、アメリカで購入したオーナー宅から
日本に来るまでの輸送中のどこかで

ぶつけらてしまったようで、何も知らされず
日本へ到着したのでと、楽しみに一緒に港へ行った

Jさんは「なんでこんな事に⁉ 」と、ガッカリ。
到着を楽しみに見に行ったら、それはそうですね、、、、

雨もあって急いで通関手続きを済ませたら、
積載車に積み込んで持ち帰りまして

今回、マークVは日本でよく点検整備をして
安心して乗れる状態にしてから

車検を取得していきますが、今回の点検整備は
これまでにマークVの整備を沢山担当してきている

協力業者さんに担当していただくことになり、
作業中に傷を付けてしまわないように
ボディや車内をよく養生してもらい

バッテリーが上がる原因を調べていくと
キーを抜いても電気が流れているので
それでは当然バッテリーがあがります

車には、室内にモニターパネル、トランクに
ウーファーやアンプが組んであったり
車体の下に取り付けられているストロボライト、

ホイールの中を光らせるLEDランプなど
様々な電装品が取り付けされていましたが

配線の仕方や処理を見ると、プロの仕事では
なさそうなので、電気回路に知識がない人が
取り付けしたので、配線の仕方を誤り

電源が切れない組み方になっているようです。
知識がない人が沢山の電装品を組んでいるので

なにをどう配線してあって、どこを直せばと
解明していくだけでも時間が膨大に掛かるので

一旦、全て取り払ってのちに正しい回路を
組める人が正しく設置し直していくことに。

ストロボやライトは、Jさんは不要なので
すべて撤去し、トラブルの要因を取り除き

バッテリー周りのごちゃごちゃと追加されていた
配線類もすっきりやり直してもらいまして

バッテリーは一度あがってしまうと充電しても
性能は回復しないので、新品に交換していき

点検していたら、燃料タンクの下面にパテを
盛った跡があり、ガソリンが滲んでいるので、

以前ぶつけたとかでクラックが入って燃料が
漏るのでと、応急処置したのと思われます

燃料が漏れるのは怖いですし、パテも修理ではなく
応急処置なので、新品の燃料タンクを取り寄せし

この機会に交換しておくことにしまして
燃料タンクを固定するバンドの取付ネジが

ネジ山が傷んでいたので、そこも修理しておき
燃料タンクに接続する給油パイプとの接続部の

パッキンも新品を取り寄せて交換しておき
燃料計のセンサーも、念のため新品に交換。

燃料タンク、センサー、パッキン類を交換したら、
漏れがないかと燃料計の作動をチェックし

引き続き、点検整備作業を進めていきます
コメント